青山高校硬式野球部は、新たなアプローチで野球部員たちのスキルを向上させています。それが「サイエンス・ベースボール」です。
野球部は、感覚に頼る試行錯誤の練習ではなく、新しい練習方法を取り入れています。それは各種センサー・カメラなどを活用し正確に現状をとらえ、選手それぞれの不足を確認し、それに効果的なトレーニングを選択する練習方法です。
これによってトレーニング効果を正確に数値で捉えることができ、その結果を視覚的に選手に伝え、自身の成長を正確に把握し野球スキルの向上につなげます。様々なIT機器を駆使してサイエンスサークルの協力を得て行う野球部の活動を、「サイエンスベースボール」と呼んでいます。
【Rapsodo】ピッチャーの投球データを取ることができます。主に球速・回転軸・回転効率・変化量・リリースポイントの位置など多岐にわたります。
【Pitch AI】投球動作を解析して、腕を振る速さなどを計測するモーションキャプチャーです。 脚を広げた割合や肘の曲がり方も分かるだけでなく、肩肘にかかる負担も数値ができます。
【Dashr】赤外線センサーのストップウォッチです。手で押すと.○秒の誤差が生じるのですが、このストップウォッチは0.00秒単位まで精確に測ることができます。
【ブラストモーション】スイングスピードだけでなく、スイングの軌道やボールに与えることができる衝撃を測ることができます。
週に一度、柴坂 健斗 氏を外部トレーナーとしてお招きし、より専門的・実践的なご指導をいただいています。部員のトレーニングだけでなくメンタルケアもしていただいています。
ピッチAI – プロプレイAI (proplayai.com)
Dashr-Blue ダッシャー-ブルー:タイム計測 | S&Cスポーツ科学計測テクノロジー スポーツパフォーマンス分析 (sandcplanning.com)