4月25日(日)、生徒会のメンバーが中心になって、三重県美杉村で有志ボランティア活動に参加しました。今回はアサギマダラ(タテハチョウ科マダラチョウ亜科)の飛来を願って、餌となるフジバカマ繁殖の環境整備を行いました。
アサギマダラを有名にしているのは、その飛翔距離です。春から夏にかけては、標高1000~2000メートル以上の涼しい高原地帯を繁殖地とします。秋になると適温の生活地を求めて大移動を行い、九州や沖縄、さらには海を越えて台湾にまでたどり着くことがあります。その飛翔距離は最大2000キロメートルに及びます。
三重県の美杉村は、アサギマダラが南に大移動する際の経路上に位置しています。秋にアサギマダラが到来することを願い、地元の有志の方々のご協力の下で、額に汗をにじませて活動した後のおにぎりは、何ものにも代えがたい美味しさでした。街おこしと国際交流も兼ねたこの活動を、今後も継続していこうと思います。