知的書評合戦!ここは本の甲子園だ
テレビゲームが「e-sports」として注目されつつある昨今、スポーツとは何も身体能力を競い合うことだけに留まらないのかもしれません。そして最近中高生の間で注目を浴びているのが知的書評合戦「ビブリオバトル」です。ときにボディランゲージを交えながら本の素晴らしさを伝えるバトルは、ある種スポーツに通じています。
12月8日(土)、三重県総合文化センターにて高校生ビブリオバトル三重決戦が行われました。青山高校からは高校3年生の男女各1名ずつの弁士が挑みます。15名の弁士が3つのグループに分かれて県大会出場の切符をめぐって熱い対決を繰り広げます。そうここは、さながら本の甲子園地区予選の様です。
3年生の増田君が書評に選んだのが「山田太郎ものがたり(塚本裕美子著)」、同じく3年生の八木さんが選んだのが「絶対零度(白石まみ著)」です。お互いジャンルは全く違えど、日々のサークル活動で練習を積んできました。そして何より誰よりも本が大好きなのです。
熱いビブリオバトルの結果は、惜しくも予選敗退となりました。得るものも大きく、自らの課題を知る貴重な機会になりました。増田君と八木さんが青山高校を卒業し、次の進路でも何らかの形でビブリオバトルに関わっていかれることを切に望みます。ビブリオバトル、お疲れさまでした!
関連リンク
知的書評合戦ビブリオバトル公式
高校生ビブリオバトル三重決勝
http://www.pref.mie.lg.jp/SHABUN/HP/000184276.htm