11月21日(日)、1、2年生を対象にしたグローバル探究学習が行われました。今回はテーマについてロジックツリーを構築しました。ロジックツリーとは、直訳すると「論理の枝」、大きな問題を樹木の枝のように分解して、それぞれの問題に対して原因と解決策を探していくための手法です。
今回のグローバル探究学習のテーマとして以下の問題が挙がりました。
①貧困問題について
サハラ以南アフリカ、カンボジア、東ティモールのそれぞれの地域の貧困格差を失くしていくために、私たちにできることは何か。
②環境汚染問題について
マイクロプラスティック問題、大気汚染、水質汚染、温室効果ガスと家畜の増加の問題を解決するために、私たちにできることは何か。
③宗教問題について
スリランカのバナドゥール論争やイギリスの宗教教育について考え、多元的宗教が共存するための道を探る。
④経済問題について
ドイツの経済政策や中国のイノベーション政策を日本に応用できる手法を考える。
グループワークでは、発言者の意見にしっかりと耳を傾けることを意識し、多様な考え方を尊重しながらも、屈託のない意見が多く飛び出しました。実際にロジックツリーを構築し、問題解決の糸口を探っていきました。12月にはクラス毎の成果発表会が予定されています。