NASAサイエンス特別講習 宇宙飛行士からの熱いメッセージ

サイエンス特別講演とは

 

5月15日、青山高校にてNASA元宇宙飛行士ジョン・マクブライド氏による特別講演が開催されました。2月には本校の有志生徒がケネディ・スペースセンターを訪問し、最先端の宇宙科学に触れたのは記憶に新しいところです。

 

今回、再びこのような貴重な機会に恵まれ、全校生徒と教員一同が特別講習に参加しました。この特別講演では、宇宙飛行士の体験談を通して、生徒一人ひとりが自分の将来を考え、また通訳者の働きぶりを間近に見ることで、英語学習の士気向上を図ることを目的としています。

 

 

ジョン・マクブライド氏の軌跡

 

ジョン・マクブライド氏は、1978年にNASAより宇宙飛行士候補に任命され、後に正式な宇宙飛行士になられました。1984年には数多くの宇宙飛行を経験され、現在はNASA宇宙飛行士会会長を務めておられます。

 

現在は、ケネディー・スペースセンターのAstronaut Encounter(宇宙飛行士の集い)メンバーとして、日本全国でNASAの活動や宇宙体験についてのプレゼンテーションを行っておられます。青山高校は、ジョン・マクブライド氏を通じて数年前からケネディー・スペースセンターを訪問し、多くの生徒が見聞を深めています。

 

 

宇宙体験に耳を傾ける

 

特別講演では、マクブライド氏の貴重なお話を聞くことができました。スペースシャトル打ち上げの映像や、日々の訓練の写真を交えながら、宇宙飛行士として活躍されることになった経緯や、NASAの宇宙開発プログラムについてなど、実体験に基づいた内容の講演でした。

 

生徒たちはリアルな体験談に興味津々。質疑応答では英語での質問を交え、多くの生徒が様々な質問をさせていただきました。一つひとつの質問に丁寧に回答される姿が印象的でした。

 

 

夢は必ず叶う

 

マクブライド氏は講演の中で繰り返し「BENKYO(勉強)」と「STUDY」という言葉を使い、高校生のこの時期に多くのことに興味を持ち、学習と探求をすることの大切さを力説されました。宇宙飛行士としての経験に基づいた力強い言葉に、生徒だけではなく教員も自然と惹きつけられていきます。

 

「今この瞬間がとても大切です。将来何をしたいのかを今真剣に考えなければいけない。目標を決めて日々努力すれば必ず夢は叶います。例えば、みなさんが私のように宇宙飛行士になってくれたらとても嬉しいです」という言葉が胸に響きました。

 

講演後には生徒一人ひとりが自分の気持ちを振り返りました。

貴重な講演をありがとうございました!

 

 

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