【新入生オリエンテーション】チームビルディングとペーパータワーで知性と感性を育む

軽快なBGMが流れる中で

春の陽光が差し込む大食堂。軽快なBGMが食堂に流れています。音楽はクリエイティブな思考を促す力があります。明るい雰囲気の中、新入生全員を対象にオリエンテーションが行われました。今回はオリエンテーションの「チームビルディング」の取り組みをご紹介させていただきます。参加型のオリエンテーションで、新入生の皆さんには色んなことにチャレンジをしてもらいました。

チームビルディング

チームビルディングとは、仲間が思いを一つにして、一つのゴールに向かって進んで行けるチームづくりのことです。 チームの一人ひとりが自分らしさを発揮して、仲間がお互いに関わりながら一丸となって共通のゴールを目指します。チームビルディングは、社会においても「リーダーが備えておくべきマネジメント能力」として注目されています。
実は、オリエンテーションの座席はクラス単位ではなく完全にランダムです。初めて顔を会わす生徒もたくさんいてドキドキ。まずはチームに分かれて、自分を知ってもらうためにみんなで自己紹介をしましょう。

 

論理的な思考を育む

「漢字探し」をします。漢字の「田」の中にいくつ漢字を見つけられるかをチームで考え、意見を出し合ってカウントをとります。もちろん多く見つけたチームが勝ち。例えば、漢数字の「一」、「二」など、ある種の法則性を見つけることもできますし、「土」、「干」など似た漢字を見つけることもできます。単純なようで奥深いのが「漢字探し」。チームで相談をすることで、論理的な思考力が育まれます。

創造的な思考を養う

「ペーパータワーをいかに高く組み上げるか」を競います。各チームに渡されたのはA4サイズの薄い紙のみ。さてどうでしょうか。一見簡単なように見えるこのゲーム、でも実際はなかなかどうして上手くいきません。作る前の作戦タイムで意見を出し合って、制限時間の中で組み立てていきます。トライアンドエラーでどんどんと斬新なタワーが作られていきます。クリエイティブな思考を養いながら、チームの協力体制とアイデアの総括などが学べます。自ずと会話が弾みます。

個性も大切、チームワークも大切

青山高校には、知的活動と芸術活動の両方で個性を発揮できるフィールドがたくさんあります。クラブやサークルで一人ひとりの個性を輝かせることはもちろん、全寮制を生かしてチームワークを育て、社会で通用する力を育てています。今回のオリエンテーションを通じて色んな気づきがありました。多くの経験を通じて自分磨きをしていきましょう。

関連記事