公的成功とは信頼関係と協力体制
フランクリン・コヴィー・ジャパンでは、7つの習慣を元に、10年後も活躍できる実践的な研修を実施していただきました。7つの習慣では人と人が信頼関係と協力体制を築き、より大きな成果の達成を目指すことを公的成功と呼んでいます。
青山高校の生徒は寮生活の中で培われた公的成功の資質を持っています。さらにはっきりと公的成功を目指すことで、その長所を伸ばすことができます。また公的成功の土台になる個人個人の私的成功の重要性に気づかせたいと考えています。
今回はフランクリン・コヴィー・ジャパンのブライアン・マーティーニ社長、竹村副社長からお話を頂戴し、専門講師の方に研修をしていただきました。研修は演習を行いながら生徒自身が「気づき」を得て、最後にはシナジー(相乗作用)を発揮して、グループで技術革新を生み出すワークショップを行いました。1人1人の意見だけでは出せなかったアイデアが出たことに生徒たちは驚くとともに、シナジーの持つ力の可能性を改めて感じているようでした。
生徒の感想と振り返りの様子を紹介します
7つの習慣の一つ「シナジーを創り出す」ことによって多くの人のwin-winを分かち合うことができました。相手とコミュニケーションをとるときは、相手の話を理解した上で話すとなおよしです。7つの習慣を意識して物事を進めていきます。具体的には学校行事などで企画を進めていくときなどに活用したいです。(2年男子)
社員のみなさんがとてもフレンドリーな感じで笑顔があって楽しそうでした。社長さんもとても優しそうだった。学校でもグループやまわりのみんなが笑顔になれるようにしたいです。(2年男子)
いままで「理解し、理解される」「多様性」ということがいまいちぴんと来ていなかったが、今回のワークを通じて、何がもやもやするのか、何でそう(自分自身が不満を感じる)のかが体験として理解できました。これからは、相手の話を聞いてから自分の話をきいてもらう、自分の話をする前にワンクッションおいて少し考えてから話す、などを実践したいです。(2年女子)
今年度の東京研修は参加者の学ぶ意欲がとても高く、参加者同士が「ひとつのチーム」として活動することができました。学校に戻ってからの振り返りを行い、受講した企業ごとのグループで「学んだこと、どう活かすか」の意見交流をしました。
活発な意見交換と活気ある表情に東京研修の成果を感じ取ることができました。生徒の皆さん、本当にお疲れ様でした。