限られた観測に照準を合わせて
昨年12月にふたご座流星群を観測したサイエンス部。残念ながら月の輝きが強すぎて満足のいく撮影にはなりませんでした。しかし新年間もなく、三大流星群の一つであるしぶんぎ座流星群を観測するチャンスが訪れます。
しぶんぎ流星群とは、うしかい座とりゅう座の境界付近を放射点として出現する流星群です。かつてフランスの天文学者ラランドが四分儀座という星座を設定していたことから、四分儀(しぶんぎ)座流星群と呼ばれています。毎年1月初めの限られた期間のみ観測が可能な流星群でもあります。
本格的に寒さを増す青山高校の敷地で観測のチャンスを待ちました。安定しない天候の中で思うような観測に至らなかったのは残念でしたが、今回の経験を糧として次回の観測チャンスに生かします。