【防災講座】今改めて防災の意識を問う 自衛隊の方々に災害に対する心構えを聞かせていただきました

災害への備えを怠るべからず

 

「防災の日」の歴史は古く、1960年(昭和35年)に制定されました。 9月1日の日付は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだものです。関東大震災は10万人以上の死傷者と行方不明者を出した未曽有の大災害でした。 また、毎年9月1日付近は、統計的に台風の襲来が多いとされており、「災害への備えを怠らないように」との戒めも込められています。

 

今回の防災訓練は、実際に災害現場で活躍させている現役の自衛隊員の方々をお招きしての講座となりました。講座では実際に災害救助に行かれたときの体験談を元に非常にリアルな内容でした。災害に対する事前の心構えや具体的に用意しておくものについて、力強い言葉で語りかける姿が印象的でした。

 

青山高校では、例年自衛隊の道に進む生徒がいます。今回は青山高校卒業生の先輩にも来ていただき、三重県津市にある久居駐屯地での活動内容について話していただく一幕もありました。自衛隊の道に進んだ先輩の表情は、以前に増してたくましく映りました。

 

青山高校は全寮制であり、教職員のみならず生徒全員の危機管理意識が不可欠です。身が引き締まる思いの防災訓練になりました。自衛隊の皆様、ありがとうございました。

 

関連記事