【サイエンス】第4の物質であるプラズマについて知ろう 化学大好きな先生によるプラズマ教室を開催!

化学好きを集めてプラズマ実験教室を開催

 

プラズマという言葉を耳にすることは多いと思います。プラズマテレビにプラズマ空気清浄機、映画やアニメ等のフィクションの世界でもよく出てくる言葉です。それでは一体プラズマとは何なのでしょうか?

 

プラズマとは、固体・液体・気体に続く「第4の物質」と呼ばれています。気体をさらに熱していくと、物質を構成している原子がバラバラに分離して、プラスとマイナスの荷電粒子になって漂います。この状態をプラズマと呼んでいます。

 

言葉で説明するよりも実際に実験したほうがずっと印象に残ると、化学大好きなサイエンス部の顧問今村先生が、率先して実験を行っています。今回はオープンキャンパスのクラブ体験ブースにて、今村プラズマ教室が開催されました。

 

塩化ナトリウム(食卓塩)と炭素(シャープペンシルの芯)を使って、家庭用の電子レンジでプラズマ発生を行います。プラズマになる時の温度は4000度に至りますが、ビーカーのガラスで直ぐに冷却されるため、このような実験が可能になります。独特のオレンジ色の発行が印象的です。

 

プラズマは、高速道路を明るく照らすナトリウムランプとして身近に使われています。北極で見られる大自然の光のカーテンであるオーロラもプラズマ発光の一種なのです。

 

 

関連記事