【マナー・ホスピタリティ】47名の生徒がホテル研修に参加 新しい価値観とものの見方を学ぶ 

ホスピタリティのスペシャリストに習う

 

青山高校では校内でマナー・ホスピタリティ研修を実施しています。今回は、将来ホスピタリティの分野で活躍することを志す47名の生徒が県内のリゾートホテルを伺いました。ホスピタリティのスペシャリストの方々に直接指導をしていただく機会になりました。

 

 

マナーとは相手への思いやり

 

マナーとは相手を思いやること。寮生活の中ではたして自分は友達を思いやることができているのかを問いかけます。ホテルの食事を例に挙げると、食事の美味しさだけではなく、いかに楽しく、心地よい時間を過ごしてもらえるかという配慮が大切なのです。

 

食事をいただく側になって、ホテルのスペシャリストの方々の心配りを観察します。自分がマナーを受ける立場になって初めて気づく部分もたくさんあります。美味しい食事をいただきながら、将来ホスピタリティの分野で活動する自分たちのイメージを膨らませます。

 

「自分もこんなふうになりたいと思う憧れや理想を、自分の身近な人たちの中に見つけられることは幸せなことです。そしてコミュニケーションが苦手な人は、もっと相手に対して積極的に興味を持つことが大事です。変わりたいと思うなら、今からやれることを見つけてとにかく始めてみることが夢に近づく第一歩です」

 

座談会を終えて

 

食事をいただいた後に、直接感じたことを質問する座談会が設けられました。生徒の研修の振り返りの声をご紹介します。

 

・僕は人と話をするのが苦手です。緊張で目を合わせることができず、いつも「何を話せばよいのか」と自分のことばかりを考えてしまいます。まず焦らずに相手の方を向くこと、そして相手の話をしっかりと聞いてどのような気持ちかを察することが大切だと学びました。

 

・人の心情は環境によって大きく変わるものである。コミュニケーションをとることも大切だが、心地よい空間を作ることを心掛けることも大切だと知った。ここから自分は始めてみようと思います。

 

・みんなと協力するためには、自分がこうだと思うことをどんどんと進めていくのではなく、相手の意見を聞き、相手の立場に立って考えることが大切だと再認識しました。寮生活の中でも心掛けていきます。

 

・マナーは自分の品格をよく見せるためのものだけではないです。食事であれば、共に食事を摂る人たちや作っていただいた方への敬意の気持ちを持つことが大切です。そして食べ物に対する感謝の気持ちを持つことにもつながることを知り、もっとこの分野で学びたいという気持ちになりました。

 

実りある研修の機会を授けていただいたホテルの皆様、ありがとうございました。

そして研修に参加した生徒の皆さん、おつかれさまでした。

 

 

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